自分を否定する暗闇から抜けるには
日本ではみんな同じで良いから足並みを揃え、自分を主張したり規則を破るものは排除される仕組みになっています。
世の中には支配層というものがあって、私達が知らないうちに間違った常識が植え付けられています。
常識とは曖昧で時代や政治によって全く変わってしまいます。
戦争時は国の為に死ぬのは素晴らしいとされていたり、他国では一部の人間だけが富裕層でほとんどの国民は貧困を強いられています。
日本では学校で勉強や運動が出来るものが評価され、出来ないものは無価値のように扱われます。
こんな教育を受けて心の豊かな人間が増えるわけがありません。
今の世の中は昔より便利になって、物質的には恵まれています。でも心はどんどん貧しくなっていっている気がします。
自分が人に助けは求めない代わりに、助けようとしない。そんな希薄な人間関係。
道で誰かが倒れていても助けず素通りしていく人ばかり…怖いですよね。
親も自覚なく子供を成績や能力で評価します。
でもこれは子供が世に出てから困らないようにそうしているだけで愛情からの行動です。
でも子供は親の期待通りにできず、そこから外れたら愛されないんだという思い込みを持ってしまいます。本当は無条件で愛情は注がれているのに気が付きません。
そしていつの間にか自分に不足しているものを見つけてはダメ出しするようになっていきます。
本当は人はそれぞれ違って当たり前なのに。
でもそういう考え方を植え付けられてみんな大人になっていく。これが自己肯定感が低い人が増えていく原因なのではないでしょうか?
私達が恵まれて羨ましい存在と思っている有名人でさえ、自分で命をたってしまう悲しい世の中。
どんなに良い部分が沢山あっても、自分のない部分に目を向けたら暗闇に迷いこんでしまう。そんな危うさを人は持っています。
繊細で真面目な人ほどその危険性が高いのかもしれません。
一度ネガティブの底なし沼にハマるとなかなか自分で出ることが出来ません。
その波動は同じような波動を持つ人を引き付け状況もどんどん悪くなっていくからです。
酷いと悪霊等も寄ってきて取り憑かれた状態になります。
そうなってしまっても救いの手を差し伸べる人はいません。
周りの人が気が付かない事も多いでしょう、人はなかなか弱い部分を見せようとしませんから。
話した所で普通は対処法もわからず、励ます事くらいしかできないでしょう。
同じ苦しみを抱えて居る人なら気持ちはわかるでしょうが、辛さを共有するだけで根本的な解決にはなりません。
私もかつてはそういう状態でした。子供の頃に人から裏切られたり、やっかみから攻撃されたりを繰り返していくうちに人が信じられなくなりました。
また裏切られるのが怖くて人に心を開かなくなっていました。
すっかり自分に自信をなくし人の意見に左右され、人が喜ぶように自分を偽って生きて来ました。
子供の時は親が望む進路を選び親の期待に沿うように暮らし、大人になったら結婚相手が理想とするような人間像をずっと演じていました。
ずっとそんな自分が嫌いで心が満たされなかったのです。
いつ死んでも良いやと投げやりな気持ちをどこかに持っていました。
誰も理解者がいないという強い孤独感の中でただ生きていました。
私が変われたのはツインレイの相手と出会ってサイレント期間を過ごしたからです。
自己統合する為に色々な事をしたおかげです。